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刑事事件とは一体何か

刑事事件とは、一般には犯罪と呼ばれる事件です。例えば、窃盗、強盗、殺人、放火などが刑事事件としてすぐ連想される事件かと思われます。 刑事事件は社会の秩序を乱し、誰かの生命や財産などを奪うものとして司法判断(裁判)の対象となります。 刑事事件については、示談という手段で終わらせることは原則としてはできません。例えば、放火や殺人について、被害者宅に賠償をしたからといって刑事責任が免れるということはありません(ただし情状として考慮には入れてもらえます) 社会秩序を乱すとともに、誰かの利益を著しく侵害してしまう行為が刑事事件となり、裁判所の判断により刑罰に処せられるということになります。これが刑事事件です。

弁護士は被告人の利益を守る

このような刑事事件で唯一、被疑者、被告人のために活動することが許されている資格者が弁護士です。 刑事事件について、犯人として疑われている人(被疑者)あるいは公訴提起された人(被告人)の代理人として活動できるのは弁護士だけです。 弁護士は被疑者、被告人のために証拠を集め、警察の自白や誘導尋問に乗らないようにアドバイスをし、法廷では被告人のために弁論をします。このように、被疑者、被告人の立場を守ることが許されている唯一の代理人が弁護士です。 一般に刑法、刑事訴訟法について詳しいという人は少ないと思われます。弁護士がいなければ刑事裁判は被告人に不利なまま進むことになります。 そのため、刑事事件では弁護士の関与が必要不可欠です。